日銀短観とは

日銀短観とは日本銀行が景気の現状と先行きについて企業に直接アンケート調査をするもので、「企業短期経済観測調査」 のことです。
直近では約10,000社を対象に実施されました。
海外でも「TANKAN」の名称で広く知られています。
なお、アンケートの主な内容は計数項目と判断項目に分かれます。
計数項目:生産、売上、設備投資などの実績値や計画値を調査するものです。
判断項目:業績、仕入れ価格、資金繰りなどについて企業の判断や評価をリサーチします。

日銀短観から業況判断DI

企業は日銀短観で発表された予測、予想と解説された内容を基に、自社の経営方針を決定する事が多いです。
また、日銀短観が発表された時点で、金融機関等がさらなる、予測、予想を行い解説付きでインターネット等で公開されます。
数多くの調査項目の中でも市場から最も注目されているのは業況判断DIです。
DIはDiffusion Index(ディフュージョン インデックス)の頭文字です。
これは回答企業の収益を中心とした業況についての全般的な判断です。
ただし、このDIの数値は客観的な定量数値に基づく実勢の数字などではなく、あくまでも各企業の主観的要素による数字です。
アンケート回答者の実感が数字に表れますので、その時の心理も数字を左右します。

日銀短観の発表は

日本銀行は「企業担当者の回答による結果であり、日銀の見解ではありません」「政策の参考資料にはしますが、これだけで物事が決まるわけではありません」と述べています。
又、マスコミでは非製造業や中小企業の結果に対する扱いは小さいですが、経済全体を分析するには非製造業や中堅・中小企業にも注目することが大切です。
日銀短観の発表は年に4回(3月、6月、8月、12月)発表されます。
特に企業は3月決算が多い事から、6月、12月の日銀短観が重要視されています。

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